2014年12月 アーカイブ

2014年12月7日 17時23分24秒 (Sun)

西尾温文氏講演会「子どもたちのグリーフケア」開催

西尾温文氏講演会「子どもたちのグリーフケア」開催画像 11月30日(日)、当会主催、トルコキキョウの会の後援を得て、西尾温文先生の講演会を東京飯田橋にあります東京ボランティアセンターの会議室をお借りして開催させていただきました。
9月より当会サイトをはじめ、いろいろな媒体を利用して、この催しをPRしました。結果、このようなテーマにも関わらず、9名の方の出席をいただきました。ありがとうございました。

「子どもたちのグリーフケア」という課題、そして、「きょうだいの死をどう考えるか」という重いテーマを扱った講演会ということもあり、話の展開によっては、何かこう、陰々滅々とした雰囲気が支配してしまうという心配もありましたが、第一部の講演は、西尾先生のユーモアいっぱいの語り口、そして自らの家族の経験も巧みに織り交ぜつつ、グリーフケアとは何かを分かり易く解説していただき、とても実りの多いイベントになったと手前味噌ながら自負しています。

子どものグリーフケアの難しさというのは、子どもの胸の内がなかなか分からないということだと思うのですが、ただ周囲の大人が推測してその気持ちを言い当てる・・・ということばかりではなく、子どもが何か過剰なネガティブな辛さを抱えない環境を作っていく・・・。子どもたちは、何も考えていないのではなく、実は大人以上に周囲の人々に気を遣い、経験を何とか胸に納め日々を過ごしている・・・その思いを無理矢理こじ開けたりすることなく、ちょっとしたきっかけやサインを見逃さず、自分が話したい時期とタイミングを待って「大丈夫だからね」という励ましを送っていく。
・・・先生が主催し実践するプログラム・・The Egg Tree Houseの活動とは、そういうきっかけ作りの場を提供するものとしてあると感じました。

第二部は椅子を円形に囲んでの質疑応答となりましたが、参加応募者の方々の、おそらく多くが初めて他者に話したであろう子どもへの思いに、胸が熱くなる場面もありました。
西尾先生は、あくまでもご自身の経験を立脚点にアドバイスをされていました。おそらく、ここでも重要なのは、その答えの正しさだけではなく、質問者が話すということ・・そのものであろうと思います。要するに子どものことを色々考え、その思いを語るということは、同時に親自身のグリーフケアに通じているということ。
そして西尾先生の素晴らしさは、話してもいいな・・・という雰囲気そのものをお持ちであるということです。

グリーフケアとは、子ども、大人に関わらず、明確な答えとか結論はないテーマとも言えます。
「小児脳幹部グリオーマ」は、難病であるがゆえに、闘病者、ご家族への支援と、ご遺族への支援・・これを車の両輪のように並走してやっていく必要があります。
今後とも「カフェ響」を含め、私たちはこのテーマを考えていきたいと思います。

参加の皆様ありがとうございました。そして西尾先生、響スタッフの皆にも感謝です。



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